SHOCKER NIGHT オフィシャルレポート
公式アプリ『SHOCKER』では公開直後から“鑑賞報告”という機能が搭載。中でも10回以上鑑賞者へはスペシャルイベント「SHOCKER NIGHT」への応募ができるという特典で、予定数を大きく上回る応募があり、ついに5/20（土）に実施されました。
イベントには、“SHOCKER NIGHT”という名に相応しく、劇中で人類の幸福を追求している組織として登場しているSHOCKERから、上級構成員役を演じた、緑川イチロー／チョウオーグ／仮面ライダー第0号 役の森山未來さん、ハチオーグ／ヒロミ役の西野七瀬さん、コウモリオーグ役の手塚とおるさんが登壇。
森山さんは「みなさんの方が我々より作品のことをわかっています（笑）。今日はファンミーティング的な感じだと思うので楽しくできたらと思っています！」、西野さんは、「はじめ、１０回以上見た人しか参加できないイベントって聞いたので、大丈夫かなと不安だったのですが、３５回以上？も見てくれていた人たちがいると聞いて、皆さんの方が、私たちより詳しいですね。今日はよろしくお願いします。」、手塚さんは、「みんなをSHOCKERにしてやろうか！？今日は楽しんでできたらと思っています。よろしくお願いします。」と挨拶。
そして、事前に募集したファンからの質問にも回答いたしました。
森山さんと西野さんは、「ご自身のオーグメントの姿を初めてご覧になった時の感想は？」という質問に対し、
森山さん「（チョウオーグの）変身の時のCG、カッコいいですよね。動きづらい部分はありますが、大好きです。」
西野さん「私は（ハチオーグ）全部好きです。日本刀で戦うところも好きですし、目が緑になるところなど全部好きですね。」
と自身が演じたオーグの気に入っているポイントなどを答えました。
加えて、この日はスケジュールの都合上、登壇が叶わなかったK.Kオーグ（カマキリ・カメレオンオーグ）を演じた本郷奏多さんも、事前回答で「カマキリ側がシックでスタイリッシュなのに対し、カメレオン側はビビットでとても派手な色使い。左右非対称でアンバランスなデザインがとてもカッコいいです。」とコメントを寄せました。
また、「演じるにあたって意識したこと」という質問には、手塚さんから「特殊メイクのために６時間前に入る！が基本だったんですよね。これまで僕は、庵野監督とお仕事をする機会が多かったので、庵野さんの作品をやる時は、“庵野さんは何を考えているのか”をいつも気にしながら話を聞いたりしています。あと、実はコウモリオーグのスーツの下にチャックがあるんです。1971年放送の「仮面ライダー」に出てきた“蝙蝠男”には首元にチャックがあるらしく、庵野監督がチャックをつけようとおっしゃったんです。映像だと見えないところなんですけどね。」と、庵野監督のこだわりも含めて返答がありました。
森山さんからは、アクションシーンについて「変身する前の衣裳でも結構、アクションシーンはやりました。ヒラヒラするのをたぐりながらなので大変でした（笑）」と振り返りがあり、さらに「せっかくなので、お客さんの考察を聞きたい」と、クモオーグとK.Kオーグの関係性について観客へ逆質問する場面も。まさに今回のイベントならではのやりとりが繰り広げられました。
さらに、SHOCKERの理念でもある「人類の幸福」にかけて、「皆さんが幸せだと感じるのはどんな瞬間ですか？」という質問に手塚さんは「何にもしないってことですかね。何にもしたくないことや考えたくないときってあるじゃないですか。ただ生きているっていう状態で、ただ、呼吸しているだけの生き物のように、存在する瞬間が幸せです（笑）」と話すと、森山さんから「それって、コウモリオーグや僕らが演じていたハチオーグもチョウオーグも、（構成員に向かって）そういうこと言ってそうですよね。」とキャラクターとかけたクロストークしながら、他にもたくさんの質問に回答し会場を盛り上げました。
その後、ファンに向けた特別な商品を用意した抽選会も設けられファンの熱気が漂いながら、温かいイベントとなりました。
さらに、5月25日は西野さんの誕生日ということで、本作以前にも共演経験のある手塚さんから、西野さんが演じたSHOCKER上級構成員・ハチオーグにちなみ、黄色いバラの花束がサプライズにて贈呈されました。
黄色のバラの花言葉の一つは「幸福」。SHOCKERが「人類の幸福」を追求している、ということにも因んでいます。サプライズを受けた西野さんは「最速でお祝いいただきました！全然予想してなかったけど嬉しいです！」とコメント。
最後のメッセージでは、
手塚さん「本当に１０回以上この作品を愛してくださってありがとうございます。庵野さんもきっと喜んでくれていると思います。」
西野さん「今日はたっぷり話せた気がします。皆さんも楽しんでくれていたら嬉しいです。」
森山さん「本日はありがとうございました。映画もまだまだ続くだろうし、漫画（「真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-」（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中））にもまだ出てきていないキャラクターがいて続いていくと思いますので、まだまだ楽しんでください」
と感謝の気持ちが伝えられ、ファンとの記念写真が行われて“SHOCKER NIGHT”は締めくくられました。
今後も『シン・仮面ライダー』に御期待ください。